水神宗社 丹生川上神社中社

(吉野郡東吉野村)吉野郡東吉野村この神社には、伊邪奈岐命いざなぎのみこと・伊邪奈美命いざなみのみこと夫婦神の御子神にして水一切を司る神様「罔象女神(みつはのめのかみ)」が祀られています。 境内には、千古にそびえる大樹が林立し、国指定重要文化財に指定されている石灯籠があります。 また、付近には、朱塗りの蟻通橋の上流に高見川(丹生川)・日裏川・四郷川の3つの川が合流して、紺碧の深い淵が形造られている「夢淵」や日裏川からの合流地点には「東の滝」があります。 『日本書紀』によれば、神武天皇大和平定の折、戦勝祈願のため丹生川上の地で厳瓮(御神酒を入れる瓶)を夢淵に沈め、お酒に酔った大小の魚が流れる事により勝利を占われた伝承地とされています。 秋頃には八ヶ大字より八連(やから)の太鼓台が集合し、境内狭しと乱舞する勇壮な祭り「小川祭り」や夢淵、東の滝を照らして幻想的な空間を作り出すライトアップ等も行っています。

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