山の辺の道(南コース)

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(天理市)日本最古の歴史書である古事記と日本書紀にその記述が残ることから、山の辺の道は、日本最古の道だと言われています。 奈良盆地の東に連なる美しい青垣の山裾を縫うように、山の辺の道は神社やお寺や古墳から、果樹園や田んぼや花畑や集落を通って、聖なものや自然なものや壮大なものへ旅に連れて行きます。 日本最古級の神社二つの石上神宮(天理市)と大神神社(桜井市)の間は、山の辺の道の「南コース」です。歩きながら、第十代崇神天皇陵や第十二代景行天皇陵、「花の寺」と呼ばれる長岳寺、環濠集落など、地域の歴史を感じられます。 春のお花や新緑による「山笑い」、夏にお米の稲が高く伸び、秋に柿が成熟し、冬に柑橘系の果物も成熟します。地元の人は野菜や果物、旬の美味しいものを道沿いの無人販売所に置いておきます。 日本が始まった奈良盆地を見渡せる絶景スポットから、西に連なる山々に暮れる夕日を眺めながら、自分の足跡を日本最古の道に残してみませんか。

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