モデルコース
「紅葉」の奈良公園をめぐる
<見頃:10月下旬~11月下旬>深まりゆく奈良の秋を彩る紅葉には格別の風情があります。「奥山に紅葉ふみ分け鳴く鹿の…」と詠われた万葉集の世界を歩きます。
エリア |
東大寺・奈良公園 |
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奈良市総合観光案内所
興福寺 中金堂
興福寺 中金堂
興福寺伽藍の中心になる最も重要な建物。創建より焼失・再建を繰り返し、2018年、300年ぶりに再建されました。堂内には、ご本尊の釈迦如来坐像をはじめ、四天王立像(国宝)などの仏像が安置されています。
浮見堂
浮見堂
奈良公園・鷺池に浮かぶ檜皮葺き(ひわだぶき)、六角堂の東屋です。水面に写る姿が美しく、水辺の憩いの場となっています。現在の浮見堂は、旧浮見堂が老朽化したために、平成3年から平成6年にかけての3年間の修復工事によって、その美しさを今によみがえらせました。 春日大社より浅茅ケ原の林をぬけて行くとつきあたります。
瑜伽山園地
瑜伽山園地
瑜伽山園地(旧山口氏南都別邸(なんとべってい)庭園)は浮見堂と鷺池(さぎいけ)の南側に位置する広さ約1.3haの園地。昭和2年には、瑜伽山と鷺池などが一体となる絶景の地として国指定文化財「名勝 奈良公園」に追加指定を受けました。明治期から大正期にかけて大阪財界で活躍した山口吉郎兵衛氏の別荘があった場所であり、かつては小見寺八山などの画家や茶人が庭園や茶室で文化的な交流を図ったという史実も。芸術家が愛でた奈良の眺望や様々な庭園様式、石灯籠などに施されたディテールなどを見て楽しむことができます。園地西側には山口吉郎兵衛氏が建てた茶室を復元した茶室「䕪庵(たくあん)」があり、予約すれば利用することができます。入園は、浮見堂と鷺池の南側から。(写真提供=奈良県)
東大寺 南大門
東大寺 南大門
創建時(8世紀)の門は10世紀に大風で倒壊した。現在の門は13世紀に東大寺を復興した重源上人が再建したもので、今はない13世紀再建の大仏殿の威容を偲ばせる貴重な遺構です。 屋根裏まで達する大円柱18本は、21mにも及び、門の高さは基壇上25.46mもあり、大仏殿にふさわしいわが国最大の山門です。
東大寺 戒壇堂
東大寺 戒壇堂
754年聖武上皇は、孝謙天皇、光明皇太后らとともに大仏殿の前に築かれた戒壇で唐から渡来した鑑真から戒を授かりました。翌年、日本初の正式な受戒の場として戒壇院を建立しました。 戒壇堂・講堂・僧坊・廻廊などを備えていたが、17世紀までに3度火災で焼失。戒壇堂と千手堂だけが復興されました。
依水園・寧楽美術館
依水園・寧楽美術館
かつて奈良晒の御用商人が別邸として作った庭園で、昭和50年に国の名勝に指定された。若草山や春日山、東大寺南大門の屋根が借景となり、あたかも若草山の芝生が園内まで続くかのように中の島と築山は芝生でおおわれています。また園内には、寧楽美術館があり、東洋古美術品を収蔵・展示しています。