モデルコース
朝の奈良ウォーク 神秘な朝の奈良公園早回りコース
ひんやりした空気がすがすがすがしい早朝。朝もや包まれた神秘的な光景に、また違った奈良公園の魅力を発見できることでしょう。
エリア |
東大寺・奈良公園 |
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奈良市総合観光案内所
春日大社
春日大社
奈良時代の初め、平城京鎮護のために茨城県鹿島の武甕槌命(たけみかづちのみこと)を御蓋山(みかさやま)の山頂に祀ったのが起こりとされています。神護景雲(じんごけいうん)2年(768年)、称徳天皇の勅命により現在の場所に社殿を造営し、千葉県香取から経津主命(ふつぬしのみこと)、大阪府枚岡から天児屋根命(あめのこやねのみこと)、比売神(ひめがみ)をあわせて祀りました。 平安時代になると皇族や貴族の春日詣も盛んになり、20年ごとの式年造替の確立に伴い、本殿以下各社殿は現在のような規模になりました。また中世以降になると武家や庶民にも信仰が広まり、全国各地に3,000社を超える分社が造られるまでになりました。 境内には「万燈籠」で知られるさまざまな形の釣燈籠、石燈籠があり、それらの多くは庶民の寄進によるものだということからも、庶民信仰の深さを伺い知ることができます。毎年2月節分の日と8月14・15日にすべての燈籠に火を入れる「万燈籠」の神事が行なわれ、その幻想的な美しさに、多くの参拝客が訪れます。 (写真提供=春日大社)
東大寺 大仏殿
東大寺 大仏殿
創建(8世紀)から2度にわたって焼失し、13世紀と18世紀に再建されました。 18世紀には柱とする材が十分に調達できず、芯となる柱を別材で囲い、鉄釘と鉄輪で締めて柱としました。 また間口は、創建時には86mありましたが57mとなりました。現在でも世界最大級の木造建築であるが、往時の壮大さがうかがえます。