重要文化財 旧春日大社板倉(円窓)
重要文化財 旧春日大社板倉(円窓)は鎌倉時代後期に建設され、元々春日大社に所在した仏教施設の1つである西ノ屋の経蔵(経典を納めるための蔵)として使われていました。明治時代の神仏分離政策により多くの仏教施設が失われていくなか、屋根を茅葺に変更し、壁に大きな円い窓を開けるなど東屋(あずまや、庭園内に設けられる休憩所)として改修され現在まで残されました。鎌倉時代の板倉(いたくら、板壁でできた倉のことを指します。板壁の講法は、円窓でみられる柱間に板を落とし込む形式のほか、正倉院正倉や春日大社宝庫のように木材を井桁状に組み上げる形式もあります。)は現存する事例が少なく、また春日大社の仏教施設における唯一の遺構として、貴重な建物となっています。
詳細情報
住所 | 春日大社 萬葉植物園内(奈良市春日野町160) |
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休業日 | 3~11月/無休 12~2月/月曜(ただし、祝日等と重なった場合は翌日) |
駐車場 | 【令和6年9月1日(日)より】 駐車料金:普通車1,500円、バス4,000円、バイク500円、人力車500円 |
利用料金 | 大人
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利用料金(団体) | 団体大人400円 団体小人200円 ※団体は20名以上です。 |
問合せ | 10:00~16:00 080-1502-9998(直通) |
備考・補足 | 外観のみ見学可能
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アクセス・バス乗り場 |
正門:JR奈良駅よりバス12分 近鉄奈良駅よりバス5分「春日大社表参道」下車、参道を東へ徒歩3分 東門:JR奈良駅よりバス10分 近鉄奈良駅よりバス6分 「春日大社本殿」下車すぐ(東門は4・5月開門)
JR奈良駅東口②番のりば
近鉄奈良駅①番のりば
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