法起寺

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(斑鳩町)太子が法華経を講説した岡本宮を山背大兄王により寺に改めたものと伝えられており、池後寺、岡本尼寺とも呼ばれています。現存する日本最古の三重塔があり、1993年に法隆寺とともにユネスコの世界文化遺産に登録されました。創建の由来については『聖徳太子伝私記』に記録する当寺の三重塔にあった露盤銘によって判明します。それによると、推古30年(622)2月22日、聖徳太子はその薨去に臨み、長子の山背大兄王に宮殿(岡本宮)を改めて寺とすることを遺命し、山背大兄王は大倭国田十二町、近江国の田三十町を施入したといわれています。

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