藤ノ木古墳

斑鳩町_史跡藤ノ木古墳_240521.jpg

(斑鳩町)法隆寺西2丁目に所在する6世紀後半に造営された直径約50m、高さ約9mの円墳です。完全未盗掘の状態で発掘され、両袖式の横穴式石室内に納められた朱塗りの家形石棺が確認されました。また、金銅製透彫鞍金具に代表される装飾性豊かな馬具の出土によって一躍有名になり、二人の人物が玉纏の太刀や金銅製の冠・履など豪華な副葬品とともに埋葬されていることが明らかになりました。古墳の築造時期から、被葬者は聖徳太子の身近な人であると考えられています。1991年には国史跡に指定されました。また、斑鳩文化財センターの常設展にて藤ノ木古墳出土品のレプリカを展示しておりますので、合わせてご覧いただくと理解を深めていただくことができます。

Map & Access